2018-10-22

庭木の剪定1:ヒイラギモクセイ

昨日は秋晴れのいい天気だったので久しぶりに庭木の剪定をしました。庭木と言っても庭というより玄関前のスペースに植わっている木です。今の家に引っ越すまで特に植木を剪定する機会がなかったので、引っ越して一年ぐらいは自然に任せて放っていました。ところが、玄関周りに生い茂ったヒイラギ(正しくはヒイラギモクセイ)の木に虫が大量発生し新葉がぼろぼろに食われてしまったので見た目も良くないし、木がかわいそうだったので定期的に剪定することにしました。虫の名前はヘリグロテントウノミハムシといって、検索すれば画像がすぐ出てきます。見た目はテントウムシのようですが黒色で赤い斑点が二つあります。初めは変わったテントウムシだなあなんて呑気に考えていましたが、どうやら近所のヒイラギも同じ被害にあっているようで私も本格的に対応しないと、我が家が繁殖地になってさらに被害を拡大させかねないと危機感を持つようになりました。ヒイラギは垣根として用いられることが多いため密度が濃いのですが、風通しを良くしないと被害にあいやすいとのことだったので、先ずは被害が目立つ外回りの枝と内側に伸びている枝を落としました。被害にあった葉を落としていくとほとんど枯れ枝のようになりそうだったため、若い葉や被害が半分程度の葉っぱは残しておきました。また、調べによると落ち葉の中で越冬するようなので根元の落ち葉をすべて除去しました。それでも翌年の4月ごろになると柔らかい新葉に卵が植えつけられ黄色い幼虫が大量発生したので当時は毎日のように目視できる限り手で幼虫を除去しました。(心を鬼にして押しつぶしました。)成虫になると手で潰そうとしてもポンと飛び跳ねて逃げてしまうので幼虫のうちに除去する方が断然効率がいいです。農薬を使いたくなかったので手動で除去するしかありませんでした。例年、新芽がでて若い葉っぱが生えてくるころに卵が植えつけられるのでその時期(4月初旬)は特に注意して葉っぱの裏を見るようにしています。2年ほどそのように対応しているとようやく被害もおさまって今ではあまりカリカリせずに穏やかに過ごしていますが、以前は夢でヘリグロテントウノミハムシが出てくるほどでした。今年も被害にあいましたが許容範囲なのでこれからはうまく共生できればと考えています。

ヒイラギの葉は新葉のうちは柔らかくて新緑が奇麗ですが、1カ月もすると緑も濃くなりとげがチクチクするぐらい硬くなります。そうなるとノミハムシも幼虫を産み付けることはできないので一安心です。とげとげの葉っぱから魔よけの意味もあり、玄関周りに植えるには縁起のいい木だそうです。これからも大事に手入れしたいと思います。剪定後の様子は以下の通り。




内側はだいぶすいています

根元からはシマトネリコが伸びてきました。目隠しになるので残してあります。


ここまでスカスカのヒイラギはあまり見かけません。たまにスズメが留まっているいることもあるほどです。見上げると電線にシジュウカラ!


夏に巣立った小鳥でしょうか?こないだも群れで来てくれていました。これから寒くなるので頑張れよ~。

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