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2019-10-22

Rugby World Cup 日本代表の皆様おつかれさまでした!

先日の南アフリカ戦で日本代表チームの敗退が決まってしまいましたが、これまで素晴らしい戦いぶりで感動をありがとうございました。選手の皆様、おつかれさまでした!ゆっくり休んでまた4年後に向けて頑張ってください。

先日の試合は前半を観た感じでは充分に勝機があると思いました。むしろ、日本のペースではないかと思ったほどです。というのも、これまでの戦いぶりからフィットネス・持久力では日本に分がありそうだったので後半になって日本が先にトライを取ればそのままボールをキープして勝ちきれるのではと期待しました。後半の強さは4年前の南ア戦も記憶に新しく悪いイメージはありませんでした。しかし、ベスト4の壁は厚かったです。4年前はグループリーグの初戦だったので日本は万全の態勢で臨めましたし、南アには油断もあったでしょうが、今回は全く状況が違いました。まず、日本はグループリーグでの連戦で主力選手が万全の状態ではなかった点、特にこれまでフル出場していた田村選手、姫野選手が途中交代を余儀なくされたのが痛かったです。一方、日本より長い準備期間のあった南アチームの気力の充実ぶりには目を見張るものがありました。前回の反省を生かして充分に日本チームの分析・対策を練っていたことが分かりました。プレーが止まるごとに日本選手に突っかかってきたり、反則ギリギリのプレーをしている様子から今回は絶対に負けないという気持ちが前面に出ていました。特にMVPを取ったスクラムハーフ・デクラーク選手の動きが良かったです。前半は日本もそんな相手に真っ向勝負で充分に対応しており、得点ではリードされていたものの試合内容では互角以上でした。前半の日本のペースの時間帯にトライを奪えていれば全く違う試合になったと考えると悔しいですね。南アの日本対策の一例として今泉清さんが専門家らしい素晴らしい解説をされています。

審判さえ欺いた南アの出足、経験差に泣いた/今泉清

後半の試合は悪夢を見ているようでした。前半キープできたボールを尽く奪われて観ていて歯がゆかったです。南アはフレッシュな強力フォワードを投入して力勝負に持ち込み、密集でのボール奪取力が向上しました。フィジカル勝負のモールで長距離を押し込まれトライを取られた辺りから日本としては成す術がなくなってしまった感があります。観戦していてやはりラグビーはフィジカル勝負のスポーツなのかと何故かモヤモヤしたまま試合終了となりました。そのモヤモヤの原因は

1.なぜ後半になってラインアウトを立て続けに奪われたのか
2.なぜ相手を走らせてフィットネス勝負に行けなかったのか
3.なぜ試合の流れを途中で変えることができなかったのか

という疑問が全てフィジカル勝負で負けたからというので片付けられるのだろうかと感じたからです。もちろん世界のベスト4に入るようなチームは圧倒的なフィジカルが必要であることは承知していますが、今回の敗因はそれだけではないと個人的には感じました。単なる1ファンにすぎませんが素人考えで分析してみます。

2019-10-17

Rugby World Cup 日本!

先日のスコットランド戦は素晴らしかったです。20日の準々決勝の南アフリカ戦が迫ってきました。ドキドキしますね。選手の皆さんには全力を発揮してもらいたいと思います。 All Out! 今回のエントリーでは、ラグビーについての断片的な印象を雑記風に書き残しておこうと思います。

まず、ラグビーというのは非常に特殊なスポーツです。プレーするためにトレーニングを充分にしていないと大怪我をすることになり、一瞬の気の緩みで身体的に一生を台無しにしてしまうような危険性があります。その意味でラグビーの導入にあたってはラグビースクールに通って専門家による指導を受けるのが望ましいと思います。それには家庭の協力、特に親御さんが子供にラグビーをさせたいという意思がないと難しいのではないでしょうか。私達のころは中学高校から部活でラグビーを始めることがほとんどでしたが今ではどうなのでしょうか。ラグビー指導の知識のある学校の先生は限られていますし、少子化の影響、子供に危険なスポーツをさせたくないという保護者の意見などからラグビー部の数は減っているはずです。私の通っていた目黒十中でも私が入学したころはラグビー部がありましたが、2年生の時に顧問の先生が異動になりラグビー部は(部員の強い存続希望を無視して)廃部になりました。その時の顧問の先生は十中の卒業生でラグビーで有名な目黒高校を出てその後ニュージーランドで指導者の勉強をしてきたという素晴らしい先生だったそうです。友人の話によると中学のラグビーの試合でも骨折、脱臼は当たり前で中には失明しかけた人もいたそうです。また、妻の話によると大学医学部のラグビー部の知り合いが試合で大怪我をして半身不随となり一生車椅子生活を余儀なくされたという悲惨なケースもあるようです。今回のラグビーブームでラグビーをする若者が増えると予想されますが、安易な気持ちで始められるスポーツではないことはよくよく理解しておかないといけません。中高生の場合、血気盛んなので年長者による適切な指導がないと相手をケガをさせるようなラフプレーに走ることもあるでしょう。ラグビーはとても魅力的なスポーツですが、しっかりしたマインドとフィジカルがない限り基本的にプレーしてはいけないエリートスポーツであることを誰もが認識する必要があります。

ラグビーについては私は専ら観戦するだけですが、小学生のころ一度(か二度)実際にラグビーボールを使ってラグビーをやったことがあります。昔の神戸外大のグラウンドで野球をして遊んでいたら近くの中学生ぐらいのお兄ちゃんたちがラグビーボールを持ってきていて、一緒にラグビーしようということになり、メチャクチャでしたがとにかくボールを後ろに回したり、見よう見まねでタックルしたり、3人対3人のスクラムを組んだりしてとても楽しかった記憶があります。ちょうどスクールウォーズのドラマが放送されていたころでオープニングの「ヒーロー」の曲に合わせて縄跳びを学年全員でとぶという演目を小学校の運動会で行ったのが妙に記憶に残っています。スクールウォーズは中学生の時に再放送で見て感動したのですが、ラグビー部の激しさを垣間見ていたので実際にラグビーをやろうとまでは思いませんでした。

生身の体がぶつかり合い、力と力の勝負をする。これがラグビーの醍醐味ですが、ラグビーではポジション別に運動能力の異なる15人のプレーヤーがいるのでテクニカルな戦術・スキルで魅せる華やかな部分もあり、エンターテイメントとしても素晴らしいです。そして何よりもそのようなフィジカル・テクニカルな面を下支えする最も重要な要素としてメンタル面、熱く冷静な気持ち、が挙げられます。技術うんぬんよりも気持ちが大事と言われる所以(ゆえん)です。観ている方にもそのような気持ちが伝わり自ずと力が入り、白熱した試合では特に盛り上がります。このような魅力的なスポーツはなかなかありません。