2019年8月30日

最近読んだ本:多摩エリアが舞台のミステリー

先週、久しぶりに駅前の本屋に寄ったところ高村薫の新刊


が平積みになっていました。2017年の夏から1年間の新聞連載小説をまとめたものということで、分量もあり時間がかかりそうなので一旦敬遠しましたが、小説の舞台がなじみ深い野川公園およびその周辺の多摩エリアだったので気になってしまい、後日、駅前のオオゼキでの買い物の前に購入しました。三鷹市のテニスの団体戦や市民大会が調布飛行場脇の大沢総合グラウンドで開催されるので野川公園へは定期的に訪問しています。特に、テニスコート裏の壁打ち場はよく利用しています。野川公園はもともと近くのICUのゴルフ場だったため正門がゴルフのクラブハウスへの入り口のような格好になっています。公園内もゴルフ場の名残がありフェアウェイのように見晴らしのいい部分とそうでない部分が織り交ざっており公園としては不思議な印象です。春に桜が満開になるととても奇麗です。

2013年3月30日の野川公園

2019年8月23日

夏の甲子園終了、選手の皆様おつかれさまでした!

今年は長女が中学に入って一年目の夏なので家に居ることが多く、私も在宅の折は例年よりも熱心に甲子園をテレビ観戦しました。下の子が夏風邪をこじらせて家で看ないといけなかったこともあり、おそらくこれまでで最も多くの試合を観戦しました。春の選抜準決勝を見に行ったときの印象から習志野が決勝まで行くのではないかと予想していましたが、なんと2回戦で山形の鶴岡東に負けてしまいました。鶴岡東の試合は1回戦の高松商業戦から観ていたのですが、思いがけない(失礼!)チーム力の高さに親子ともどもファンになってしまいました。残念ながら3回戦の関東一高戦で敗退しましたが、その試合は今大会のベストゲームのうちの1つでした。鶴岡東だけでなく、ベスト8に入った八戸光星、仙台育英といった東北勢の体格の良さには驚きました。相当ウェイトトレーニングをしているのでしょう。東北勢の優勝も時間の問題のような気がします。

子供と観戦していてファンになったもう一つのチームは富山の高岡商業です。1・2回戦では私はこれまでの先入観から対戦相手の私立の強豪校の方が有利だと予想していましたが、高岡商業の打者一人一人がこれまたガタイが良く振りがシャープなのには驚きました。準優勝校の星稜は言うに及ばず、福井の敦賀気比も含めて北陸の選手たちも総じて筋力トレーニングを充分に積んできた体格をしていました。一方、これまで野球王国とされてきた四国九州のチームや東京のチームには昔ながらの細身でセンスのあるタイプの選手が比較的多かった気がします。金属バットの高校野球ではやはり筋力をつけた方が有利なのでしょう。往年の徳島池田高校・やまびこ打線を思い出します。今ではネットの普及で野球技術向上のための情報収集に地域格差がなくなり、全国どこからでも甲子園優勝を狙えるチームが出てきていますね。

さて、今年は一回戦から注目して観戦しましたが、初戦から広島対岡山という隣県対決や関東勢同士の対戦などがあるのは興醒めでした。対戦する選手もやりにくいはずです。折角の全国大会なのだから初戦は同じ地域同士で当たらないようにするのは当然の配慮だと思います。101回も開催されているのにこのようなことが起きるのは不思議でなりません。主催者にとっては毎年の行事かもしれませんが選手にとっては一生に一度のことなので最大限の配慮をしてもらいたいです。

私が応援していた明石商業は見事にベスト4まで勝ち上がりました。選抜大会の時に指摘したバントのミスがなくなり、そつのない野球をする素晴らしいチームでした。大会を見ていて感じたのは勝ち上がるチームはパワフルな打撃力があるだけでなく、しっかりセオリー通りにバントでミスなく送れるチームだということです。連打が出るのは確率的に低いわけだからノーアウトあるいはワンアウト1塁(or 1、2塁)のときは確実にバントで送るのが鉄則です。積極策で打たせてダブルプレーになる確率を考えれば、甲子園のような短期決戦で人生がかかっているような重要な試合では、ダブルプレーを避けてバントで送って次のバッターのタイムリーに賭けるのが得策です。バントをする際にもカウントによってサインを変えるような中途半端なことをせず、ファーストストライクを一発で遂行させることが重要です。その方が攻撃のリズムができ、自然と相手にプレッシャーを与えることができます。いくら積極策で勝ち上がってきたと言っても、甲子園に出てくるようなチームのピッチャーからそう簡単に連打を打てるものではありません。ダブルプレーという最悪の事態をリスクヘッジしつつ、走者を確実に得点圏に進めるバントは甲子園で勝ち上がるには必須の戦術だと思います。優勝した履正社もあれだけの打撃力を誇りながら確実にバントを行っていました。

2019年8月22日

最近のarXivから:1908.04115

最近発表されたプレプリント arXiv:1908.04115 [hep-th] についてです。タイトル "Notes on anomalies, elliptic curves and the BS-D conjecture" を見てとうとうarXiv[hep-th]にもにBSD予想に関連する論文が出るようになったかと興味深く読みました。標準模型と同じタイプの$SU(N) \times SU(2) \times U(1)$ゲージ理論におけるアノマリー相殺の計算を楕円曲線の3次式と関連付け、その階数の計算から$U(1)$ハイパー電荷にどのような制限がかかるかを議論したものです。

標準模型ではカラー自由度が$N=3$で与えられ、(弱い相互作用を受ける)左巻きのクォーク・レプトンは$SU(2)$のダブレット(2重項)表示されるが、この論文では先月発表された arXiv:1907.00514 [hep-th] を参考にして、$N$を任意の自然数にとり左巻きのクォーク・レプトンを$SU(2)$のマルチプレット($q$重項)表示されると仮定して、標準模型の類推からアノマリー相殺の関係式を導出し、$q=3$の場合にこの関係式が射影平面$\mathbb{P}^2$上の非特異な平面代数曲線(楕円曲線)とみなせることを示している。このような仮定($q=3$)は現象論的に現実的ではないため、素粒子論としての応用はあまり期待できないものの、楕円曲線の階数は数論において重要な研究対象なので物理的なアプローチから階数の解析がなされるのは興味深い。

楕円曲線はMordell-Weil群と呼ばれるアーベル群 $E( \mathbb{Q} )$ と関連付けられ、これは$E( \mathbb{Q} ) = \mathbb{Z}^r \oplus T$と表される。ただし、$T$はねじれ(torsion)群と呼ばれる有限部分群であり、$r$は階数(rank)である。この論文の主要な結果は、「上記アノマリー相殺の関係式から導かれる楕円曲線の階数は$N=3,9$のとき$r=0$となり、それ以外の$N$では$r>0$となる」というものである。アノマリー相殺の関係式に還元すると、これは「スケール因子を除くと$U(1)$ハイパー電荷が$N=3,9$の場合にはユニークに決まるが、$N \ne 3,9$の場合はハイパー電荷は無限に選べる」と言い換えられる。

これらの結果を補足・確認するのに楕円曲線のデータベース

http://www.lmfdb.org/EllipticCurve/Q/

が用いられている点も面白い。私も以前からこのLMFDBで遊んでいましたが、実際に物理の論文で使われているのを見ることはありませんでした。この論文ではLMFDBを用いて、実際に$N=3,9$に対応する楕円曲線がランク0($r=0$)であること及び$N<34$の範囲では$N\ne 3,9$に対応する楕円曲線は$r \ge 1$であることが確認されている。

2019年8月18日

2015年夏の北海道家族旅行:知床半島から釧路湿原

もう4年前になりますが家族で道東を旅行したことがあります。これまで家族で国内を色々とドライブしましたが長女が言うには知床が一番よかったとのことです。ただ、下の子はまだ1歳9ヵ月だったので全く覚えていないそうです。折角行ったのに記憶にないというのも残念なので分かる範囲で記録を残しておきます。(将来子供が大きくなったら見つけられるように。)

上の子の小学校の一学期の終業式が終わった午後に出発。羽田から女満別に。夏の時期の羽田空港の駐車場はすぐ埋まるので一か月前から予約準備をしました。夜に到着して21時にルートイン網走チェックイン。網走駅の目の前でした。翌朝、早めに朝食をとり能取岬へ。




2019年8月16日

2015年夏の雲取山 20ヵ月児おんぶ登山

半月後に迫った北海道家族旅行に羅臼岳登山を組み込んでもらったので、その準備として地元の雲取山に行くことに。奥多摩には上の子と何度か通ったけど、雲取山までは足を伸ばせていませんでした。父が学生の頃友人と登ったそうですがその時誰かが道を間違えてえらいことになったと聞いていたので子連れでは難しいかと思ってましたが、まだ一歳半の下の子をずっとおんぶして行けばいいトレーニングになると考え決行しました。朝4時過ぎに下道で奥多摩まで。女子サッカーのワールドカップオーストラリア戦を途中までラジオで聞きながら、小袖乗越の駐車場到着。群馬県から一人でいらっしゃっているご婦人がいて驚きました。子供のオムツを替えて、家で練習してきたとおり抱っこひもで子供を背負い胸にリュックをかかえて出発。体重は10キロもなかったはずですが、久しぶりの本格登山で歩いているとだんだん辛くなってきて、なかなか眺望も開けないので途中で何度か引き返さないとダメかなと不安になりましたが、ブナ坂を過ぎたあたりで行程がハッキリしてきたので頑張れました。









2016年夏の両神山 七滝沢ルートで下山

夜明け前に関越に乗り花園ICまで。大泉インターへのアクセスにもだいぶ慣れてきました。秩父の朝は何度来てもいいですね。小鹿野町のコンビニで食糧調達してから登山口へ。日向大谷バス停脇の駐車場に停め両神山荘で記名、500円払いました。下調べによると七滝沢コースは危険とのことで人気の清滝小屋のコースで登りました。



 緑豊かで水も澄んでいて気持ちいいところです。名前の通り神様をお祭りする山で山頂近くに狛犬ならぬ狛狼の鎮座する両神神社があります。ただ、この神社を過ぎてもなかなか展望は開けません。いつ着くんだ~などと思うのはまだまだ信仰が足りないからかも。



2019年8月9日

2016年夏の瑞牆山・金峰山 日帰り登山

先週の赤岳がよかったので日帰りで行ける百名山を探して登ることに。百名山リストがなければおそらく知らない山々でした。百名山の弊害を聞くことがありますが、私は単純な性格なので良い山を教えてくれてありがとうとしか思いません。百座制覇したいというのは自然なことだし、個人的には、人生有限なので生きているうちに(家族の了解が得られれば)いろいろな山に行ってみたいです。

瑞牆山荘へのアクセスは須玉ICから増富ラジウムラインを北上、名前の通り温泉地を抜けてなだらかに登って行きます。以前、長女の保育園のお友達4家族と一緒に川上村に行った際、ナビに従ってこの道を通りましたが、途中からかなりの山道になり何人かの子供が気分を悪くしてしまいました。その後、川上村に行く際は清里ラインを使っています。増富ラジウムラインはそれ以来。2時半起床、夜明け前から一人で運転していることもあり瑞牆山荘まで長く感じられました。日の出後に駐車場到着、先ずは瑞牆山へ。山頂付近は急斜面、岩山登りのようでした。

山頂から富士山を望む
八ヶ岳方面


2019年8月7日

2016年夏の八ヶ岳 日帰り登山

今では何故八ヶ岳(赤岳、横岳、硫黄岳)に登ろうと思ったのか忘れてしまいましたが、山行自体は忘れられないものになりました。日帰りなので深夜2時過ぎに出発、日の出前になんとか赤岳山荘の駐車場に停められました。美濃戸口あたりに野生のシカがいました。南沢コースをとって行者小屋までは比較的楽でしたが文三郎道がきつかった。







2019年8月2日

市原ぞうの国、養老渓谷で川遊び

今週の水曜日に2014年以来5年ぶりに市原ぞうの国に行ってきました。以前は長女と2人で行ったり、長女の保育園のお友達家族と団体で行ったりして楽しみましたが、今回は5歳の次女と2人だけです。平日ですいていたので満喫できました。小さかった赤ちゃんゾウの「ゆめ花」(ゆめか)が立派なゾウに成長しているのには驚きました。ゆめ花の後にも4頭の赤ちゃんが誕生したそうでにぎやかになっていました。



タイからの調教師の方々と共に「象ファースト」な運営がなされており、そのため象と人間の距離がとても近く直接触れ合うことのできる貴重な動物園です。これからも益々発展してほしい施設です。

ゾウさんショーの後は車で養老渓谷に移動しました。猛暑だったので移動中にセブンイレブン(市原高滝店)で昼食を取り、涼むことができてよかったです。養老渓谷までのドライブは快適で子供はぐっすり休んでくれました。途中、話題の「チバニアン」(地球磁場逆転地層)の看板を見つけましたが子供を起こすのもなんだし、勝手に入場していいのかよく分からなかったのでスルーしました。中瀬キャンプ場の駐車場(500円)から降りてすぐの所で川遊びをしました。


キャンプ場沿いに川原の奥のほうまで行ってみましたが、遊泳禁止だったため手前まで戻って浅瀬で川遊びをしました。長閑な所でとてもよかったです!

帰りは予想通りアクアライン、首都高中央環状線、4号線で渋滞にはまりました。行くときもそうでしたが、高井戸ICから東八道路までの片側2車線の立派な道路が開通していて感激しました。今年の6/8に開通したそうです。開通区間の詳細についてはこちらにすばらしい記事があります。16時に出発して帰宅したのは19時前でした。すいていたら2時間弱で行けるのでまた機会を見つけて房総半島に足を伸ばしたいと思います。