2018-10-21

ソーラーパネルのバッテリー充電

今年の夏に設置した簡易ソーラーパネルですが、最近日照時間が短くなり太陽も低くなってきたため発電量が少なくなってきました。その為か気付くとチャージコントローラーのディスプレイが表示されなくなっていました。配線を接続し直しても同じだったのでバッテリーをテスターで測るとなんとゼロVになっていました。そこで、とにかくバッテリーを復活させなければということでアマゾンで12Vカーバッテリー用の充電器(1280円)を購入しました。

早速、コンセントにつないで充電を開始したのですが説明書を読むとバッテリーの残量が6.8V以下では充電できませんとのことで、充電中のランプが点灯せず困りました。これはバッテリーを買い替えないといけないのか、バッテリーの処分はどうするのだろうなどと不安になりましたが、とりあえず充電器をそのままコンセントにつないだままにしておきました。半日ほどすると充電中のランプが点灯し、チャージコントローラーの表示も薄くではあるけれど現れてきました。バッテリーの値が8.6Vになっていたのでまさかと思いテスターで測ってみるとまだゼロ表示でした。先日の台風の時テスターを箱ごと屋外に置いていたので、テスターが壊れていたようです!2日ほどするとバッテリーが12.8Vにまで充電されチャージコントローラーも以前のように作動し始めました。

チャージコントローラーはそれ自体に電力がかかるので発電量が下がり、バッテリーに蓄電できなくなるとバッテリーの残量がいつのまにか下がってしまい表示されなくなるようです。マニュアルを見ると確かにそう書いてありました。


見えづらいですが中段の Load icon off の場合は Battery low が原因でリチャージする必要がありました。あるいは下段の Power off の場合は Battery too low となっています。せっかくソーラーパネルで発電しているのにコンセントで充電し直さないとシステムが回復しないというのはなにか本末転倒のような気もしますが、そうしないと動かないので仕方ありません。おそらく充電前のバッテリー残量は6.8V以下だけど何とか充電器が作動できる分は残っていたのでしょう。今回は無事リチャージできましたがもし出来なかったらせっかくのシステムが無駄になってしまうところでした。夏の間は問題なく動いていたので安心しきっていましたが、冬になるとこのような問題が起きるのですね。これからは天候不順の際はこまめにチャージコントローラーとバッテリー残量をチェックしてすぐにバッテリーを回復できるように対応したいと思います。

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