2020-05-13

2017年夏の至仏山 日帰り:天国のような景色

前回のエントリーで祖母の話が出たので、関連して3年前に行った至仏山日帰り登山の話を以下に転載します。

都内から日帰りで行ける百名山としてあとは蓼科山と上州武尊山かなぁなんて考えながら何度かルートを確認して機会を伺ってましたが、週末はテニスでつぶれることが多くなりなかなか登山に行けてませんでした。そんな頃、テニス仲間の一人が山にも行くそうで、至仏山が良かったというので、計画変更して早速行ってみました。いつものように夜明け前までに登山口に着けるよう2時過ぎに出発しました。沼田ICからさらに長い道のりでやっぱり武尊のほうが近かったかなあなんて思いながらもひたすら尾瀬を目指しました。戸倉駐車場到着前に片側のヘッドライトしかついていない後続車にしばらく付いてこられたのが気になりました。山登る人はそんな車に乗らないだろうし地元の人だとしても朝4時に運転するってどこかで飲んできたのかなあなんてヘンな想像していましたが途中でいなくなったのでたぶん(運転の様子から)地元の若者でしょう。ともかく何とか鳩待峠までの始発バスに間に合いました。

山ノ鼻から山頂へむかう道は登りだけの一方通行なので自然と周回ルートが決まり、まず木道に沿って山ノ鼻へ。東電が作った木道のようです。尾瀬は素晴らしいと聞いていましたが、木道を進みながらだんだんとイメージが現実化してきてワクワクしました。山ノ鼻を曲がったところで山荘の管理人のような方に出会い、「昨日まで雨だったのですが今日は素晴らしいですね。最高です。」と声をかけてもらいました。



確かに夢のような景色でこれが尾瀬か~、遥かな尾瀬~かと感嘆しました。山道に入る前に湿地を少し回り、誰も来ないうちに登り始めました。昨日の雨で川というか滝のようになっている部分もあり、これは一方通行でないとダメだなと理解しました。急坂を何度か登り終え、振り返ると絶景。ここは天国かと思わんばかりでした。


向かい側の燧ケ岳、その手前の尾瀬ヶ原さらには周りを囲む山々、会津駒ヶ岳もハッキリ見え、まさに理想郷でした。何度も振り返り写真を撮りながら登頂。この時のことがとても印象深かったためこのブログのヘッダー(PC版)にはこの時撮った写真を利用しています。



山頂では大学生3人組に写真を撮ってもらいました。



その後、尾根沿いに小至仏山へ向かう間も素晴らしい景色を楽しみました。



鳩待峠に向けて下山中、何故かだいぶ昔に亡くなった三重の祖母のことが思い出され、涙があふれてしまいました。登山中このようなことは初めてだったので驚きました。時間的にも余裕があったので色々なことに思いを巡らせたのでしょうか。10時ごろには下山した記憶があります。帰り沼田ICに行く途中で昼食。地元の野菜天ぷら定食というのを頼みましたが異常なほどの天ぷらの量にビックリ。せっかく登山したのにかえって太って戻ってきました!

ルートなど詳しくはこちらを参照ください。

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