2021年9月13日

2021年9月 御座石鉱泉から鳳凰三山

 以前こちらで紹介したとおり2年半前の2019年3月に御座石鉱泉から燕頭山へ向かう途中で雪山装備不足のため引き返しました。それ以来、雪のないときに同じルートで鳳凰三山まで行こうと考えていましたが、膝の不安があるので後回しにしていました。とはいえ最近は定期的に登山しているので早めに行けば何とかなるだろうと判断して決行。行程が長いので武尊山の時のように日の出前からヘッドライトを点けて登り始めました。ところが、おにぎり食べながらで注意散漫になっていた為いきなりルートロストしてしまいました。以前、御正体山に登った時のことを思い出しながら冷静にルート復帰できたので助かりました。奥多摩湖から御前山までの登りを思い出しながらの急登。

祠のある旭岳に着くころにはだいぶ明るくなりました。

旭岳到着


前回は旭岳から燕頭山までの途中で引き返したのですが、やっぱり覚えているものですね。懸案の地点を越えてなんだか成長した気分です。燕頭山から鳳凰小屋までは長いですが巻道のような感じでほぼ平坦なので体力回復できました。ただ、なかなか視界が開けないので黙々と歩き続けなければなりません。鳳凰小屋では水場があり助かりました。

前回は確かこの辺りで引き返した

燕頭山到着




鳳凰小屋到着

小屋から地蔵岳へは1時間ぐらいとのこと。後半30分砂場を登るのが大変でした!昔、赤岳に登ったのを思い出して一歩あるいは半歩ずつ slowly but surely でゆっくりと登りました。鳳凰三山の象徴、オリベスクは存在感がありますね。近くまで寄りましたが登るのは危険そうでした。












休まず観音岳に向かおうとさらに登り道を行くと何と右の内股がつりそうになったので焦りました。高校の野球部以来の感触でした。かなり疲れていたので、長めに休憩しました。大股で登るのは控えて刻んで登ることにしました。






観音岳到着




ほぼコースタイムで観音岳、薬師岳へ縦走。夜叉神峠から来てるのでしょうか、トレランの方々と多くすれ違いました。ちなみに御座石鉱泉からの上りでは誰にも会いませんでした。(下りでは女性一人に会いました。)

観音岳から薬師岳方面




薬師岳到着


薬師岳から観音岳に戻って鳳凰小屋へのショートカットの道を利用。観音岳からの下りで右膝に痛みが出ました。いつもは左膝が痛むのですが、今日は右だけ痛めました。




オリベスクとはここでお別れ

下りが不安でしたが、12時半には鳳凰小屋に到着したので燕頭山経由でゆっくり帰ることにしました。

鳳凰小屋、水場の前で休憩

燕頭山まではなだらかな下りで歩きやすかったです。ただ、休まず歩いたせいでだいぶ足に来てしまいました。一度、踏ん張りが利かず躓きそうになったので長めの休憩を入れました。今回久しぶりに10時間を超える登山だったので休憩の重要さに改めて気づきました。アルプスの日帰りはやっぱり大変ですね。今後はテントか山小屋を利用しないとアルプスの山々に行くのは難しそうです。う~ん、どうしよう。



燕頭山、ここから下りが急になる

前回の引き返し地点付近

2年半前の様子


2019年3月

花の百名山だけあって珍しい花が多かった

印象的な法面補強

登山口からすぐのルートロスト地点。ここで左に曲がるべきところを直進してしまった!



無事下山できました!

今回は御座石鉱泉からの鳳凰三山日帰りという私にとって鬼門のコースを無事登り終えることが出来て、2年半ぶりにようやく一区切り付けた気がします。

ルートなど詳しくはこちらから。

0 件のコメント: