2021-01-11

奥多摩探訪その2:巻道、誤読三山について

前回の続きです。スタートからとんだ災難でした。なんだかんだで30分ロスしたけど、お腹の不安も無くなったので気を取り直していざ!

御前山と書いて「ごぜんやま」



クマさん、冬なので寝ててください!

登り始めて間もなくすると予想外の急登で一気にペースダウン。体調不良も相まってとにかく登りが長かった。





ようやくサス沢山に到着。奥多摩湖全景が望めます。



サス沢山を越えてからも地味にアップダウンがあり「巻道ないのかよ~」と心で叫びながら登り続けました。




奥多摩あるあるですがこぶ山の上り下りを繰り返すことでだんだん気力体力が消耗してしまいます。以前に高尾山から陣馬山を越えて三国峠、浅間峠から上川乗まで行ったことありますが、その時もひどい登り返しで心身ともに疲れて最後は足がつって遭難しそうになりました。あの当時はまだ若く地図も持たずに高校時代の野球部に戻った気分で山に行っていたので巻道なんて邪道だと思っていましたが、あの遭難危機以来、積極的に巻道を利用するようにしています。

それにしても登りが続きます。標識も少ないし大丈夫か?以前行った甲武信ヶ岳の近丸新道から西沢渓谷に向かう道を思い出しました。今度来るときは境橋のバス停から登ろ、なんて考えながらひたすら登り続けました。

やっと標識出現!

大ブナ尾根を登り切りようやく惣岳山(そうがくさん)登頂。御前山まではあと少しです。



御前山山頂近くで雄大な富士山を拝みました

御前山到着!

川苔山方面

雲取山方面

南側はあまり開かれていませんでした

それにしても御前山と書いて「ごぜんやま」と素直に読めないのは何故でしょう。何故か関西弁で「おまえさん」と呼んでしまうのは神戸出身だからでしょうか?御前会議の「ごぜん」だって頭では分かっているのだけど昔から馴染みのある「お前(おまえ)」にどうしても引っ張られます。前回登った大岳山も「おおだけさん」と読むのに苦労しました。岳も山も同じだから「大岳」としてくれた方がしっくりくるのですが、大岳山となると「おおだけやま」なのか「おおたけやま」、「おおたけさん」なのか混乱してしまします。御岳山も同じで「御岳」だけで「みたけ」か「おんたけ」ならいいのですが、山が付くから「みたけさん」なのに「みたけやま」、「おんたけさん」と誤読しがちです。これは私だけではないでしょう。最後にもう一つの奥多摩三山、三頭山は「みとうさん」です。これは一度覚えればすんなり覚えられますが、初見では「さんとうやま」、「みとうやま」、「さんとうさん」とも読めてしまうので何が正しいのかハッキリしません。さらに今回登った惣岳山(そうがくさん)も岳・山と続くので初見ではどう呼べばよいのか迷います。個人的にこれら奥多摩三山の別名を誤読三山と命名することにしました。

富士山前のベンチに戻り、昼食休憩。12時には三頭山へ向け出発です!



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