2021年1月17日

2021年1月 茅ヶ岳、金ヶ岳

 先週の奥多摩に続いての登山。韮崎市の茅ヶ岳へ。以前雪山の鳳凰三山を登りかけて途中で引き返したときに茅ヶ岳の存在感に気付き、気になっていました。百名山で有名な深田久弥先生、終焉の地として知られています。1/16(土)5時に出発、7時過ぎには登り始めました。マイカーだと早めに登れるので楽です。深田記念公園脇の駐車場から出発。

途中、女岩まではなだらかな登りでしたが、女岩横から登りが急でかつ落ち葉が深かったので難儀しました。



女岩過ぎてからの登り

落ち葉が深い!


先週の奥多摩よりも落ち葉が深く岩場でもあったので滑らないよう注意して登りました。尾根に出ると東側の視界が開けます。


山頂付近に深田久弥先生の墓標がありました。


少し行くと山頂です。山頂からの眺望は素晴らしかったです。東に南アルプス、北に八ヶ岳、西に奥秩父と奥多摩、そして南に富士山。

鳳凰三山、南アルプス方面

北側眺望、右奥に八ヶ岳

奥秩父、奥多摩方面

南側眺望

立地が素晴らしく天気も良かったので周りの山々が良く見えました。山ナシ県って言うけど山アリ県だよなあといつも思ってしまいます。語源によるとヤマナシの木が多かったとか、山をならして平野にしたからなど諸説あるようですが、個人的には単に山が多いということの符号として山ナシといったのではないか、子供が良くやる反対言葉の言葉遊びあるいは大切な山を遠方の人から隠したいといったことが起源じゃないかと推測しています。

さて、茅ヶ岳から金ヶ岳まではこの日はまだ誰も足を踏み入れていないようでした。雪が10cmほど積もっているところもありチェーンアイゼンを装着しました。奥多摩では全く使わなかったのですがやっと使う機会に恵まれました。




動物の足跡?

登り返しに入ると雪が無くなったので外しました。



茅ヶ岳を振り返る

その後、金ヶ岳の南峰に分岐がありその先、眺望が一旦開けてからまた下るのですが、そこからまた雪が深くなるのでちょっと迷いました。地図でその先に山頂があることを確認して、チェーンアイゼン無しでゆっくり下りました。10分ほどで金ヶ岳登頂。

山頂に先客がいらしたのでお話しすると、反対側の明野方面から来られたとのこと。地元の小学校の校長先生でした。まだ40代ぐらいの若さに見えましたがもう還暦手前とおっしゃられたのには驚きました。山梨の山のことなどいろいろと教えてもらいました。30分ぐらい雑談したでしょうか。動物の話をすると鹿はもちろんのころカモシカもいるとのこと。八ヶ岳から川を渡ってこちらまで来ているそうです。奥多摩の小菅村ではクマもよく出るとのこと。確かに先週の奥多摩探訪で注意書きを何度も目にしました。

茅ヶ岳へ引き返す途中で多く(計12人ぐらい)の人とすれ違いました。登山道も踏み固められていて、チェーンアイゼンは必要ありませんでした。1人トレランの若者が追い越していきましたがあの軽装で登って来たのには驚きました。茅ヶ岳山頂で昼食。休息中に天気雨ならぬ天気雪に降られたのは気持ちよかったです。すこし曇ってきたし名残惜しいですが11時半には下山開始。途中まで軽快に下っていたのですが、年末に乾徳山で感じた左ひざの違和感が再発!奥多摩、筑波山では大丈夫だったので油断していました。やはり傾斜が急な山道の下りが続くといけないようです。誰もいなかったので後ろ歩きなどをしてゆっくり下山。林道にでるとあとはなだらかなので痛みは出なかったです。う~~ん、やっぱり体重落とすなりして対策しないと今後の登山で痛い目見そうです。

林道へ出ると駐車場まではもう一息

駐車場脇の深田記念公園に寄り道して帰途へ。


百の頂に百の喜びあり
(でもここは200名山ですけど、なんてひねくれたこと考えてしまった。)

振り返るとソーラパネルが。下山中に他にもいくつか見つけました。

時間があったので甲斐市立温泉百楽泉(キャンペーン中で市外料金600円)に寄ってから安全運転で帰宅。16時過ぎには戻れました。その後、子供のバレエのお迎えに行きました。

ルートなど詳しくはこちらを参照ください。

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