2021年1月9日

選挙投票所での本人確認厳格化を!

 緊急事態宣言の影響で来週から市内でのナイターテニスができなくなりました。まあ、ルールなので当然従いますが、飲食店での時短営業も含めてウイルスの抑え込みに効果があるのか納得いく説明が無いように感じます。ところで、昨日のナイターテニスでご一緒した方が近くの地方自治体の役所勤めの方でこれから市長選挙があるので忙しくなるとおっしゃっていました。そこで、前から疑問に思っていたことを聞いてみました。ずばり、

日本の投票所では投票用紙を持って行けば、写真つきIDなどで本人確認せずに誰でも投票できますよね、あれって甘くないですか?!

と。選挙管理委員会の内情にも詳しそうなその方は、苦笑いされて「一応チェックはしてるのですが。」と答えてくれましたが、私の印象ではただ住民登録票みたいなものとの一対一対応を確認しているだけなのだと理解しました。当然、投票用紙の偽造はチェックすべきことですが、その投票所に実際に本人が来ているのかを確認しているわけではないようです。さすがに性別・年代は見ているのでしょうが PhotoID(顔写真付き身分証明書)の提示を求めず本人確認をしないなんて、とアメリカから帰国した当初はとても驚きました。というのも、アメリカに居た頃はとにかく至る所でPhotoIDの提示を求められていたからです。民主主義の根幹である選挙なので、想定される不正に対してできる限りの対策を取っていただきたいと思います。

今回のアメリカ大統領選で不正があったのではとの報道がなされています。対岸の火事として日本には関係のないことだと思っている方も多いのではないでしょうか。ただ、民主国家では選挙が我々のリーダーを決める唯一の手段なのだからその手続きには何重にも不正をチェックする機能があるべきだと考えます。最近では期日前投票も多くなり、開票後にはすぐに選挙結果が分かるようになりました。個人的には何故あのように瞬時に当確が出ることがあるのかとても疑問です。事前聞き取りをしているとのことですが、組織票である程度の票読みはできるとはいえ、個人個人に問い合わせているわけではないでしょう。不思議です。とにかく、国民の権利としての投票行動にもう少し厳格なルールを適用してもらいたいと思います。ルールが杜撰なためにバカなリーダーを選んで損をするのは結局我々国民自身なのだから。マイナンバーカードの普及もあわせて、投票所でのPhotoID提示の義務化が早期実現されることを願います!

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