2020-12-26

2020年末 乾徳山

 今年は新型ウィルスの影響で登山を自粛していました。唯一夏の家族旅行で訪問した立山の室堂周辺を散策しただけです。このままでは登山無しの一年になりそうだったので、家族と日程調整して念願の乾徳山に向かいました。こちらで紹介したとおり去年の10月平日に月見岩まで来たのですが、時間がなく山頂まで行けなかったことがあります。

5時過ぎに自宅出発、7時半から登り始めました。冬山なのでチェーンアイゼン、ヘッドライト持参しましたが必要ありませんでした。久しぶりの登山なのでゆっくり登りました。今回から初めてストックを用意して脚に負担のかからない登山を心がけました。

国師ヶ原到着

来た道を振り返る

ようやく視界が開けてきました

約1年ぶりの月見岩

扇平付近から、ここまで登ってきたご褒美です

噂のクサリ場が始まります!

今回初めて山頂付近のクサリ場を体験しましたが、スリル満点でドキドキでした。厳冬期には岩肌が凍っていたり鎖が滑ることもあるのではないでしょうか、しっかり準備して臨まれることをお勧めします。


山頂到着!


写真では分かりづらいですが、富士山がくっきり雄大に見えました。

奥秩父方面

南アルプス方面

帰りは迂回下山路を使いました

高原ヒュッテまでもうすぐ

高原ヒュッテで一休み

この後、国師ヶ原を過ぎて徳和方面へ戻ったのですが、さすがに体がナマっていたので下山途中から左膝が痛み始めました。初めはただの疲労で大したことないと構えていましたが、左膝を曲げ始めると神経が刺激されるようで痛みが抑えられなくなりました。そう言えば小学生の時、ポートピアがあった頃、ポートアイランドで進入禁止用のロープを飛び越えようとしてコケてコンクリートの地面に膝から落ちて、膝の皿に水がたまったことがあったなあ、左右どっちの膝だったっけ、あれは痛かったなあと嫌な記憶がよみがえってきました。何度も休みを入れて様子を見ましたが残りあと3kmぐらいからどうにもならなかったので、昔よくやっていた後ろ歩きで下山してみました。すると膝が痛くなくなったので、最後はずっと後ろ歩きで下山しました。そういえば富士山行ったときや14,5時間を超える登山をしていた頃は最後は後ろ歩きで降りることが良くあったなぁなんて思い出しながら、これはもしかして自分の得意技なのではと気付きました。他に登山者もいなかったので心置きなく後ろ歩きで下山しました。当分左膝には負担を掛けないで安静に過ごしたいと思います。

登山口駐車場でバスの時刻表をのぞいている方がいらしたので声を掛けて、塩山駅まで送らせていただきました。懐かしい関西弁だったのでいろいろ伺うとなんと阪急六甲の近くで下宿されていたことがあるとのこと。神戸に居た頃は日常に坂ばっかりで登山なんて興味なかったですよね!で意見が一致しました。

ルートなど詳しくはこちらを参照ください。

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