2023-09-05

ランダムウォークからランダム面、行列模型へ:第一人者の回想を読む

 『素粒子論研究』創刊75周年の特別号に川合光先生が寄稿されていたので興味深く読みました。


川合先生といえば猪木先生と共著の量子力学の教科書

 

が有名ですが、私も学部生の時にこの教科書を何度も読みこみました。物理学科出身でこの教科書知らない人はもぐりです。量子力学の入門として必読の書です。

その後、以前こちらで触れたように超弦理論のIKKT行列模型について調べた際にいくつも川合先生の関連論文を読みましたが、IKKTモデルに至る経緯を直接知る機会はありませんでした。今回、先生の回想録を読んで初めて分かったことも多くあの時(20年ほど前)に読みたかったなあなんて感慨深かったです。

2023-08-15

Windows10に8GBメモリ増設

 PC (dynabook T75) の処理速度が遅いのでメモリ増設することにしました。ネットで調べてこちらの8GBのメモリを購入したもののなんと入りませんでした。せっかくなので手元にある別のPC (NEC LaVie Windows10) 


に入れてみるとOKでした。dynabookの方を開けて確認すると


正しくはこちらでした。
Windows10のアップデートに時間が掛かったりして不安になりましたが無事増設終了。メモリが8GBから16GBに。少しは処理速度が速まった気がします。

2023-08-08

徳島紀行文を書いてみた

今年のGWはドライブ旅行に行かなかったので自宅で紀行文を書いてみました。きっかけは、ネットで偶然目にした佐川恭一さんの「踊る阿呆」(第2回徳島新聞 阿波しらさぎ文学賞受賞作)が面白くて、阿波しらさぎ文学賞に興味を持ったからです。ブログの延長で書いたものを送ってみましたが当然ながら落選。先月末に1,2次選考を通過した応募作品が発表されました。


最終選考にまで残った方々、おめでとうございます!

折角書いたので落選が決まったら公開しようと考えていましたが、他の人はどうしているか気になったので検索かけてみると公開されている方も多いようです。なかでもにゃんしーさんの「チャンステーマ」は高校野球経験者の私にはとても面白く、これでも落選するのか~と阿波しらさぎ文学賞のレベルの高さに恐れ入りました。また機会があれば挑戦してみようと思います。タイトルと本文は以下の通り。

2023-07-21

父とのお別れ

 先日、7月12日23時46分に7ヵ月以上入院していた父が永眠いたしました。

7月19日に近親者のみで葬儀・告別式を執り行いました。

人徳があり謙虚で誠実。人格者の父でした。いつまでも忘れません。



2023-07-15

3次元 Yang-Mills 理論のシュレーディンガー表現

 プリンストン高等研究所では例年、大学院生向けにある特定のトピックについての夏の学校が開かれています。私が参加したのはもう20年前2003年のことでしたが素晴らしい環境だったので今でもよく覚えています。今年の夏の学校のトピックはYang-Mills理論の閉じ込めについてのようです。私の指導教官だったNairの動画も出ていたので大学院生に戻った気分で興味深く見ました。



相変わらずとても分かり易く勉強になる講義でした。ハミルトニアンを用いた3次元 Yang-Mills 理論は長年ナイアが研究してきたトピックで私も2008年に関連論文を出したことがあります。それ以降ほ比較的新しい内容(カシミール効果の計算、超対称性ゲージ理論への応用、非アーベル型エンタングルメントについての洞察)も丁寧に解説されています。ナイアが好きな質量ギャップについての理解も二日目の講義の32分ごろから披露されていて懐かしかったです。100ページ以上の丁寧な講義録も用意されており、意欲のある学生・若い研究者が取り組みやすいよう配慮されています。Yang-Mills理論の(ラージ$N$ではない)非摂動的な手法に興味ある方は是非ご覧ください。

2023-07-05

Mathematical Review 115: IKKT行列模型、最近の進展

私が大学院に入ったのは1999年でしたが、その頃の素粒子論は弦理論全盛でその中でも特に全てのタイプの超弦理論を統一するという(Witten先生が発見し命名した) ${\cal M}$ 理論が注目されていました。${\cal M}$ 理論がもつ時空の非可換性との関連で ${\cal M}$ 理論が行列模型で表されるというBFSS行列模型が提唱され、またほぼ同時期にあるタイプ(Type IIBと呼ばれる)超弦理論が行列模型として記述できるというIKKT行列模型が提唱されました。当然ながらこれらについて多くの論文が出ました。博士課程の頃、私もこの流れに乗らないとポスドクが見つからないだろうという思いもあり、これらの行列模型について論文を書きました。20年ぐらい昔の話です。

結局、ポスドクは見つからずその後これらの行列模型についてあまりフォローしていなかったのですが、先日、AMS の Mathematical Reviews からIKKT模型についての論文のレビューを依頼されたので少し読んでみました。昔のことを思い出しながら、ざっと見た感じで表面的にレビューしただけですが、とりあえずこちらを寄稿しました。最近、偶然にも長谷部さんからIKKT行列模型についての関連論文を教えてもらっていたので、こちらについても読んでみました。IKKT行列模型から高次元スピンのゲージ理論やゲージ場の散乱振幅を導くという話です。何故そのようなことを考えるのか今の私には良くわかりませんが、20年にわたり同じトピックを深めていくSteinacker氏の研究スタイルには感服します。今後もシミュレーションではない解析的な手法でIKKT行列模型の研究を続けて行ってもらいたいと思います。

2023-06-29

また肩を痛めてしまいました

 以前、痛めたのは5年前。


2ヵ月ほど休んで自然に治ったのですが、最近またテニスの頻度が上がったためやってしまいました。症状からおそらく腱板損傷、肩峰のインピンジメントだと思います。調べてみたところ以前より有益な情報が見つかりました。例えば、


具体的な治療法として

1.安静にして炎症を抑える
2.三角筋のストレッチ
3.肩のインナーマッスルを鍛える

2023-06-26

テニスの団体戦 2023

若者の活躍もあり念願の1部昇格。今年はシングルス2勝、ダブルス2勝1敗(1勝は不戦勝)で少しは貢献できましたが反省点も多数。来年も頑張ります。

2023-06-21

ウッドデッキ塗装4

 梅雨の晴れ間にウッドデッキ塗装。だいぶ剥げていたので気になっていました。

塗装前

掃除後、水拭き

全体塗装

ペンキが余ったので剥げている部分を二度塗りしました。


今回はめんどくさかったので蜜蠟ワックス掛けませんでした。

2023-05-05

シジュウカラの巣立ち間近

 今年もシジュウカラの巣箱で子育てが始まってもう1ヵ月ほど経ち、親鳥が巣立ちを促すような鳴き声を始めました。餌をくわえずに巣箱の周りで鳴いています。雛はまだ小さいので少し顔をのぞかせる程度で外には出てきません。まだ餌やりも続いています。毎年晴れた日の午前中に巣立ちます。今年もそろそろでしょう。