以前のエントリーで「我々一般人が興味のある古代史の全体像を問うようなモデルは今後も自由な立場の情熱を持った個人から発せられることでしょう。」と書きましたが、その通りの書籍でした。
校正が甘い部分が所々見受けられましたが、全体像の理解には問題ありません。物語よりも客観的な事実に興味がある方には種本となるガイドブック
がおススメです。レイライン1、2の情報はこのガイドブックにカバーされています。一方、『レイライン3 アマテラス・サーガ: 失われた卑弥呼の金印を探せ! 失われた秘剣』
は古事記の登場人物をモデルにした著者独自の創作でとても新鮮であり勉強になりました。以前こちらで紹介した内容とも重なる所があり興味深かったです。『神道辞典』や『古事記の宇宙』を引っ張り出してきて神代の系図を確認したり、グーグルマップで徳島の地理を閲覧したり読み終えるのに時間がかかりました。途中で欠史八代のことが良くわからないので調べてみると『ホツマツタヱ』というのがあることがわかり、見てみるとなんだか凄すぎて驚愕しました。これについては別のエントリーで取り上げます。
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