前回の続きです。小松のルートインに宿泊したところまで書きました。翌朝、早く起きたので洗濯している間に近くの海へ。
久しぶりに見る日本海。釣り人もちらほら。気持ちよかったです。ガソリン補給しようと駅のほうまで行きましたが、セルフのGSが全く見当たらず、7時からオープンのGSで待っているとお店の人が出て来てくれました。北陸各県には24時間営業のGSは少ないそうです。小松市内でも外れに一軒あるだけのとのことでした。無事満タンにできたので一安心。朝食を早めにとり出発、福井県立恐竜博物館へ。
恐竜の進化滅亡を中心に、古生物から始まり現代に至るまでの生物そのものの進化の過程が詳しく紹介されていてとても充実した展示内容でした。大人も子供も楽しめる博物館でお勧めです!また、外観・内装もシンプルかつスタイリッシュで、展示物を多角的に見せるバリアフリーの順路には感心しました。これまで訪問した博物館の中でも一番よかった気がします。
学術的な話は子供には難しかったようで疲れてしまったようです。中学生の長女は少しは興味を持ったようですが小学1年の次女は一番楽しかったのは、博物館でしか観られない「かいけつゾロリ」だったそうです。
その後、曹洞宗大本山永平寺へ移動。中学生の時、雑談好きな社会の先生が永平寺に行って短期修行してきた話をして下さいましたがその時の印象が強く是非一度行ってみたいと思っていました。子供には寺巡りは不評でしたが、いざ入ってみるとやはり感じるところがあったようです。
そう言えば以前、開祖道元の映画があったなあなんて思いながらお参りしました。盛夏の訪問でしたが、冬はきっと厳しいことでしょう。お勤めご苦労様です。
その後、山を越えて川沿いに走り、一乗谷を経て福井ICから北陸道へ入り敦賀ICまで。敦賀半島の付け根にある気比の松原で一休み。海水浴客に交じって砂浜を散策。
クラゲがかなり打ち上げられていました。子供のころ一度高浜の海に遊びに行ったことがありますがその時もクラゲが多くて大変でした。8月の日本海(若狭湾)はクラゲが多い印象があります。この日の宿は色浜地区にある敦賀ふぐの宿なかいさんにお世話になりました。毎日ルートインばかりなので1泊だけは贅沢に2食付の宿に泊まることにしました。部屋からの様子。
夕刻に近くを散策したのですが、周りは船宿ばかりで東海、近畿地方からの釣り客で賑わっていました。夕食は敦賀のふぐ、真鯛を堪能しました。御馳走様でした。翌日はナビに従って気比の松原へ戻るルートを選びましたが、敦賀半島の西側に周るルートもあったので少し後悔しました。何台か関連車両とすれ違いましたが、半島の先端の方には原発開発の負の遺産ともいえる「新型転換炉原型炉ふげん」と「高速増殖原型炉もんじゅ」があります。(共に既に廃炉決定済み。)今となっては別に仏教関係(というかブッダの弟子)の名称を付けなくても良かったのになんて愚痴りたくなります。穏やかな海に囲まれた敦賀半島、これからは原発ではなく養殖ふぐと真鯛でもっと有名になってもらいたいと思います。
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