2020-01-06

2019年の年末家族ドライブ3:宮島、倉敷、高松、鳴門

前々回の続きです。広島平和記念資料館見学後は平和記念公園前の市営中島町第一駐車場に車をとめたまま宮島に行くことにしました。時間に余裕がなかったので15時発の高速船を利用しました。








厳島神社の大鳥居は修理中でした。その後、フェリーで宮島口へ移動し路面電車(広電)で八丁堀駅へ。前日の長崎で洗濯できなかったため近くのユニクロで下着を購入。再度広電で原爆ドーム前駅まで戻り、ホテルのある東広島へ。東広島までは広島高速、山陽道を使いました。夕食はルートイン東広島西條駅前近くのお好み焼き屋さんで広島風お好み焼きを頂きました。

翌日12/30は妻の運転で倉敷に移動。美観地区を散策しました。


買い物に興味がなかったので私だけ星野仙一記念館を訪問。貴重な資料や動画(15分ぐらい)が展示されていました。





倉敷駅前の「宮本むなし」で腹ごしらえしてから瀬戸大橋へ。


与島PAで運転手交代し、一路四国へ。


高松到着。連日の旅程で私以外はぐっすり寝てしまったため、一人で観光。良く知らないまま高松市の栗林公園に入ってその素晴らしさに驚きました。














その後、ルートイン高松屋島へ移動。ホテルの近くを散策しましたが食べるところがなかったため20時まで空いているといううどん屋さん(うどん本陣山田屋)で本場の讃岐うどんを頂きました。


翌日12/31は早朝に出発。高松道で鳴門北ICへ。以前通った時はまだ片側一車線でしたが全線拡張されとても走りやすかったです!途中、津田の松原SAでトイレ休憩。



9時過ぎに大塚国際美術館到着。大晦日なのに各地から大勢の方が来場され大混雑でした。私は特に興味なかったのですが、入ってみてびっくり、館内案内の冊子を読んで美術館創立の経緯を知りさらに驚きました。1998年創立だそうですが私はその年からアメリカに行っていたのでこのような美術館があることは知りませんでした。美術に興味がある人は何十万円もかけてヨーロッパの美術館巡りをしなくてもここで充分ではないでしょうか。ボランティアのガイドに付いて行けば2時間余りで古代から中世、ルネサンス、バロック、近代までの西洋絵画の発展を間近で体感することができます。複製可能な技術で再現しているので近くによって実際に触れたり、現地では見ることのできないアングルから眺めたり自由自在に絵画を楽しむことができます。写真も撮り放題で日本語のガイドもついているのだから至れり尽くせりです。








個人的にはプラド美術館、ルーブル美術館、ウフィッツィ美術館で実際に目にしたことのある絵画がそのまま再現されていることに驚きました。ゴッホ、フェルメールの名画が一堂に集まっているところなんて此処だけでしょう。ゴヤの部屋も圧巻でした。急いでいて焦点が合っていませんが紹介します。



この部屋で堀田善衛の『ゴヤ』


が読めれば最高ですね。絵画についての文章でこの堀田善衛の本に勝るものを私はいまだ読んだことがありません。特に上に紹介した『カルロス4世の家族』の記述は登場人物一人一人の内面が顔から滲み出てるのが直感的に分かるほどで、読んでいて夢のような気分になった記憶があります。

時間がなかったので現代絵画のコーナーまでは観て回れませんでした。12時過ぎに出発して一路、両親のいる鎌倉まで。鳴門大橋、淡路島、明石海峡大橋を渡り、第二神明、阪神高速神戸線で神戸市中心部を抜け西宮ICから名神、草津JCTから新名神に入り土山SAで休憩。



土山SAから新東名の長篠設楽原PAまでは妻に運転してもらって、その後は駿河湾沼津SAでトイレ休憩&ガソリン補給。秦野中井ICで一般道に降り、鎌倉に到着したのは20時前でした。その日はさすがに疲れましたが24時に別の駐車場に移動する必要があり、元旦早々車移動で大変でした。

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