先日のスコットランド戦は素晴らしかったです。20日の準々決勝の南アフリカ戦が迫ってきました。ドキドキしますね。選手の皆さんには全力を発揮してもらいたいと思います。 All Out! 今回のエントリーでは、ラグビーについての断片的な印象を雑記風に書き残しておこうと思います。
まず、ラグビーというのは非常に特殊なスポーツです。プレーするためにトレーニングを充分にしていないと大怪我をすることになり、一瞬の気の緩みで身体的に一生を台無しにしてしまうような危険性があります。その意味でラグビーの導入にあたってはラグビースクールに通って専門家による指導を受けるのが望ましいと思います。それには家庭の協力、特に親御さんが子供にラグビーをさせたいという意思がないと難しいのではないでしょうか。私達のころは中学高校から部活でラグビーを始めることがほとんどでしたが今ではどうなのでしょうか。ラグビー指導の知識のある学校の先生は限られていますし、少子化の影響、子供に危険なスポーツをさせたくないという保護者の意見などからラグビー部の数は減っているはずです。私の通っていた目黒十中でも私が入学したころはラグビー部がありましたが、2年生の時に顧問の先生が異動になりラグビー部は(部員の強い存続希望を無視して)廃部になりました。その時の顧問の先生は十中の卒業生でラグビーで有名な目黒高校を出てその後ニュージーランドで指導者の勉強をしてきたという素晴らしい先生だったそうです。友人の話によると中学のラグビーの試合でも骨折、脱臼は当たり前で中には失明しかけた人もいたそうです。また、妻の話によると大学医学部のラグビー部の知り合いが試合で大怪我をして半身不随となり一生車椅子生活を余儀なくされたという悲惨なケースもあるようです。今回のラグビーブームでラグビーをする若者が増えると予想されますが、安易な気持ちで始められるスポーツではないことはよくよく理解しておかないといけません。中高生の場合、血気盛んなので年長者による適切な指導がないと相手をケガをさせるようなラフプレーに走ることもあるでしょう。ラグビーはとても魅力的なスポーツですが、しっかりしたマインドとフィジカルがない限り基本的にプレーしてはいけないエリートスポーツであることを誰もが認識する必要があります。
ラグビーについては私は専ら観戦するだけですが、小学生のころ一度(か二度)実際にラグビーボールを使ってラグビーをやったことがあります。昔の神戸外大のグラウンドで野球をして遊んでいたら近くの中学生ぐらいのお兄ちゃんたちがラグビーボールを持ってきていて、一緒にラグビーしようということになり、メチャクチャでしたがとにかくボールを後ろに回したり、見よう見まねでタックルしたり、3人対3人のスクラムを組んだりしてとても楽しかった記憶があります。ちょうどスクールウォーズのドラマが放送されていたころでオープニングの「ヒーロー」の曲に合わせて縄跳びを学年全員でとぶという演目を小学校の運動会で行ったのが妙に記憶に残っています。スクールウォーズは中学生の時に再放送で見て感動したのですが、ラグビー部の激しさを垣間見ていたので実際にラグビーをやろうとまでは思いませんでした。
生身の体がぶつかり合い、力と力の勝負をする。これがラグビーの醍醐味ですが、ラグビーではポジション別に運動能力の異なる15人のプレーヤーがいるのでテクニカルな戦術・スキルで魅せる華やかな部分もあり、エンターテイメントとしても素晴らしいです。そして何よりもそのようなフィジカル・テクニカルな面を下支えする最も重要な要素としてメンタル面、熱く冷静な気持ち、が挙げられます。技術うんぬんよりも気持ちが大事と言われる所以(ゆえん)です。観ている方にもそのような気持ちが伝わり自ずと力が入り、白熱した試合では特に盛り上がります。このような魅力的なスポーツはなかなかありません。
日本がワールドカップで初勝利したのは1991年第2回大会のジンバブエ戦です。バックス陣による華麗な展開ラグビーは観ていて楽しかったです。初戦のスコットランド戦もライブで観戦していましたが、フルバック細川選手のドロップゴールが決まった時は興奮しました。平尾、朽木、元木、増保、吉田、細川のバックス陣は今でも印象的です。特に吉田義人選手のスピードは当時世界一だったのではないでしょうか。夭折されたミスターラグビー平尾誠二選手のピッチ内外のリーダーシップは本当に素晴らしかったです。もちろん平尾選手をキャプテンに選んだ宿沢監督の貢献も計り知れないですが、今回の日本代表の活躍の礎(いしずえ)は平尾選手が作ったと言っても過言ではありません。
最後に細川隆弘選手の貴重な対談動画を見つけたので紹介します。
https://freshlive.tv/gigtvmix/239827
細川選手、あの時のドロップゴールは今でも忘れられません!いま調べたら何とその映像も残っていました。
まず、ラグビーというのは非常に特殊なスポーツです。プレーするためにトレーニングを充分にしていないと大怪我をすることになり、一瞬の気の緩みで身体的に一生を台無しにしてしまうような危険性があります。その意味でラグビーの導入にあたってはラグビースクールに通って専門家による指導を受けるのが望ましいと思います。それには家庭の協力、特に親御さんが子供にラグビーをさせたいという意思がないと難しいのではないでしょうか。私達のころは中学高校から部活でラグビーを始めることがほとんどでしたが今ではどうなのでしょうか。ラグビー指導の知識のある学校の先生は限られていますし、少子化の影響、子供に危険なスポーツをさせたくないという保護者の意見などからラグビー部の数は減っているはずです。私の通っていた目黒十中でも私が入学したころはラグビー部がありましたが、2年生の時に顧問の先生が異動になりラグビー部は(部員の強い存続希望を無視して)廃部になりました。その時の顧問の先生は十中の卒業生でラグビーで有名な目黒高校を出てその後ニュージーランドで指導者の勉強をしてきたという素晴らしい先生だったそうです。友人の話によると中学のラグビーの試合でも骨折、脱臼は当たり前で中には失明しかけた人もいたそうです。また、妻の話によると大学医学部のラグビー部の知り合いが試合で大怪我をして半身不随となり一生車椅子生活を余儀なくされたという悲惨なケースもあるようです。今回のラグビーブームでラグビーをする若者が増えると予想されますが、安易な気持ちで始められるスポーツではないことはよくよく理解しておかないといけません。中高生の場合、血気盛んなので年長者による適切な指導がないと相手をケガをさせるようなラフプレーに走ることもあるでしょう。ラグビーはとても魅力的なスポーツですが、しっかりしたマインドとフィジカルがない限り基本的にプレーしてはいけないエリートスポーツであることを誰もが認識する必要があります。
ラグビーについては私は専ら観戦するだけですが、小学生のころ一度(か二度)実際にラグビーボールを使ってラグビーをやったことがあります。昔の神戸外大のグラウンドで野球をして遊んでいたら近くの中学生ぐらいのお兄ちゃんたちがラグビーボールを持ってきていて、一緒にラグビーしようということになり、メチャクチャでしたがとにかくボールを後ろに回したり、見よう見まねでタックルしたり、3人対3人のスクラムを組んだりしてとても楽しかった記憶があります。ちょうどスクールウォーズのドラマが放送されていたころでオープニングの「ヒーロー」の曲に合わせて縄跳びを学年全員でとぶという演目を小学校の運動会で行ったのが妙に記憶に残っています。スクールウォーズは中学生の時に再放送で見て感動したのですが、ラグビー部の激しさを垣間見ていたので実際にラグビーをやろうとまでは思いませんでした。
生身の体がぶつかり合い、力と力の勝負をする。これがラグビーの醍醐味ですが、ラグビーではポジション別に運動能力の異なる15人のプレーヤーがいるのでテクニカルな戦術・スキルで魅せる華やかな部分もあり、エンターテイメントとしても素晴らしいです。そして何よりもそのようなフィジカル・テクニカルな面を下支えする最も重要な要素としてメンタル面、熱く冷静な気持ち、が挙げられます。技術うんぬんよりも気持ちが大事と言われる所以(ゆえん)です。観ている方にもそのような気持ちが伝わり自ずと力が入り、白熱した試合では特に盛り上がります。このような魅力的なスポーツはなかなかありません。
日本がワールドカップで初勝利したのは1991年第2回大会のジンバブエ戦です。バックス陣による華麗な展開ラグビーは観ていて楽しかったです。初戦のスコットランド戦もライブで観戦していましたが、フルバック細川選手のドロップゴールが決まった時は興奮しました。平尾、朽木、元木、増保、吉田、細川のバックス陣は今でも印象的です。特に吉田義人選手のスピードは当時世界一だったのではないでしょうか。夭折されたミスターラグビー平尾誠二選手のピッチ内外のリーダーシップは本当に素晴らしかったです。もちろん平尾選手をキャプテンに選んだ宿沢監督の貢献も計り知れないですが、今回の日本代表の活躍の礎(いしずえ)は平尾選手が作ったと言っても過言ではありません。
最後に細川隆弘選手の貴重な対談動画を見つけたので紹介します。
https://freshlive.tv/gigtvmix/239827
細川選手、あの時のドロップゴールは今でも忘れられません!いま調べたら何とその映像も残っていました。
11:16辺りからの映像です。まだ世界で一度も勝てていなかった日本を必死で応援していた高校生のころを思い出します。まさかこんな貴重な映像が残っているとは!感動しました。
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