初めての越後の山、巻機(まきはた)山。沼田ICから至仏山に行くよりもアクセスが良かったです。塩沢石打ICから登山口までが比較的近い。ただ、近くの八海山、越後駒ヶ岳などに都内から日帰りで行くのは大変そうです。朝3時起床、登山口に6時前に到着。午後から天気が崩れるとのことなので早めに登りました。
登り始めは立派なブナ林の中を抜けていきます。豪雪地帯だけあってブナの根元がどれも湾曲しています。ピンク、黄色、白、青色の花を咲かせた高山植物も登山道を飾ってくれます。ブナ林を過ぎると眺望がよくなり山頂(実は九合目のニセ山頂)が眼前に現れ、さらに登って行くと一面の笹原、谷になっている右斜面には雪渓が残っていました。雲が晴れると谷川岳方面へ続く山並み、その奥の尾瀬方面の山々が垣間見えます。虫除けスプレーを車に忘れてきたので途中からコバエにたかられて大変でした。牛になったみたいに耐えていましたがさすがに鬱陶しいので両手でパチパチしながら強制駆除していると居なくなりました。
少し登ると歩きやすい木道が現れ、尾瀬のような池塘と水芭蕉の景色を楽しめました。避難小屋手前で雪渓の上を歩きますがチェーンスパイクは必要ありませんでした。晴れの予報は9時までとのことなので休まず山頂まで。
山頂の標識到着(最高地点は牛ヶ岳方面へ少し歩く) |
少しガスってきましたが晴れることを願って、牛ヶ岳まで。牛ヶ岳で食糧補給しながら10分ぐらい粘りましたが結局晴れずじまいでした。
牛ヶ岳の標識はありませんでしたが、慰霊碑を確認 |
午後から雨の予報なのでそのままピストンで下山。膝が痛まないようにあまり負荷を掛けずゆっくり下山しました。
予想通り途中から雨になりました。粘土質の土で一度滑りましたが、何とか膝が痛むことなくすみました。ただ、下りのペースが登りに比べてだいぶ遅いので高い山に登るのはまだまだ不安です。12時過ぎには駐車場に戻れたので余裕を持って帰宅できました。赤城高原SAで昼食&給油して帰宅したのは16時過ぎでした。
コースなど詳しくはこちらから。
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