2020-12-27

2020年末 筑波山:白雲橋コースからケーブルカー下山

 昨日の乾徳山で膝を痛めたので今日は安静にしようと思ったのですが、家族から別に(家に)居なくてもいいというので以前から気になっていた筑波山に向かいました。膝が痛くて下りが厳しいのでケーブルカーで下山することにしました。外環で三郷から常磐道に入り、将門ハーフマラソンでよく寄っていた守谷SA手前から特徴的な二こぶの山容の筑波山の存在感に改めて気づきました。以前何度か訪問したKEK(高エネルギー研究所)を通り過ぎると筑波山まではすぐです。

筑波山神社にお参りしてから白雲橋(しらくもばし)ルートで女体山山頂へ。

筑波山神社でお参りしてから登山開始

白雲橋コース入口、特に標識は有りませんでした。

登りでは膝が痛まなかったので良かったです。ただ、女体山から御幸ヶ原(みゆきがはら)へ向かう途中の下りでやはり膝に違和感が出て、困りました。御幸ヶ原で昼食休憩。折角だから男体山にも登りました。わずかな距離(300m)でしたが、また下りで左膝に痛みが出ました。こんな調子だと3000m級の登山は難しいなと暗澹たる気持ちでケーブルカーで下山しました。ただ、登山自体は楽しかったです。山頂から霞ヶ浦、太平洋まで望むことができ関東平野の広大さも体感できました。もっと晴れていれば富士山も見えるとのこと。歴史的にも由緒があり百名山の一つであるのも納得です。

女体山 山頂到着!

女体山山頂から

男体山までもうすぐ

御幸ヶ原で昼食休憩


男体山 山頂到着!

男体山 山頂から


茨城県には以前に鹿島神宮にお参りしてその足で鹿島スタジアムまで行ったことがあります。アントラーズを始め茨城県のスポーツが強いのはやはり鹿島神宮のおかげでしょうか。今回筑波山に登ってみて海山平野に恵まれたこの地域の豊かさを体感できました。スポーツだけでなく私の知っている素粒子論の世界でも西島和彦先生、江口徹先生など世界的な物理学者が出ています。帰りは地元のラジオ局(茨城放送)で流れていた木内監督の追悼番組を興味深く聞きながら帰宅しました。

最後に筑波の由来ですが、「つくば市」が正式名称になっているように筑波は大和言葉です。飯田橋には津久戸、大分には津久見とあるように「つく」というのは昔から日本人になじみのある言葉だったのでしょう、「着く、付く、突く、就く」などどれが語源でしょうか。このように平仮名で「つくば」と書くと和語についての意識が高まるとは思いますが、個人的には漢字で「筑波」と書く方がしっくりきます。筑波山が「つくばやま」だと何となく霊験さに欠ける気がしますしね。

ルートなど詳細はこちらを参照ください。

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