昨夜行われた2022年W杯の大事な初戦、見事あのドイツに勝利。選手・スタッフのみなさん素晴らしい試合をありがとう! 勇気を持ってチャレンジするとの言葉通り後半の攻撃的なシステム変更には痺れました。攻撃的な三笘と伊東がウィングバックに入るなんてオプションあるんか~、最初からゆっといてくれや~、と応援している私にとっても驚きだったので、対戦相手のドイツは当然混乱したことでしょう。森保監督の采配がズバリと当たりました。前半終了時点では、あ~これはヤバい(負ける)なという内容でハーフタイムには部屋掃除&食器洗いをして気持ちを切り替えました。
後半始まって3バックになって長友と酒井がウィングバックに上がってから流れが変わりました。後半12分に長友と三笘、FWの前田大然と浅野が交代。後半26分に中盤で走り回っていたボランチの田中碧と堂安が交代。この時、2列目の鎌田が引き気味になり伊東の位置に堂安が入り伊東と浅野の2トップになりました。これでチャンスも作れたのでこのままいくかと思いましたが、酒井負傷のため後半29分に南野と交代。アクシデント的な要素もあったと思いますが、他に負傷者が出るかもしれない中、最後の一枚の交代枠を使い切る思い切りの良さに驚きました。そして、このリスクをとった選択が得点につながりました。
右ウィングバックの酒井の位置に伊東が下がり、浅野が1トップになり南野、堂安が左右のウィングに入りました。臨機応変なポジションチェンジに対応できる伊東のポリバレント性と最後まで衰えないスピードには感服しました。田中碧が抜けてからほぼ1人でボランチをこなしていた遠藤の球際の強さ、中盤のバランスを取っていた鎌田のポジショニング、三笘のクレバーなキープ力、南野の守備の意識、前線からプレスをかけ続けた浅野と堂安。前半では前線が孤立していましたが後半30分以降は全員が連動していました。最後まで負傷しながらも守り切ったバックス陣、板倉、吉田、冨安。そしてキーパー権田のスーパーセーブが無ければ勝ちきることはできなったでしょう。
四日市中央工業の2年生から見ていた浅野選手の勝ち越し点には感動しました。四中工から(森保監督の)サンフレッチェ、ドイツへと渡りパルチザン・ベオグラードでは給与未払い問題で裁判沙汰になるなど大変でしたが今はドイツで活躍しているとのこと。四日市生まれの私はいつも無条件で応援していました。歴史的なゴール、おめでとう!
ただ、まだ1試合しただけです。アトランタ・オリンピックではグループリーグでブラジルに勝って2勝したけど決勝トーナメントには上がれませんでした。勝って兜の緒を締めよの精神で引き続き目標達成まで頑張ってもらいたいと思います。
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