梅雨の晴れ間を利用して赤城山と榛名山に行きました。どちらも山頂直下のカルデラ湖まで車でアクセスできます。朝3時前に自宅を発ち、先ずは赤城山へ向かいました。ナビでは前橋で下りるとの案内がありましたが、渋川伊香保ICまで高速で行きそこから一般道に入りました。湖畔の登山口までの山道は運転が好きな人は楽しいでしょうが、私は峠を攻める趣味は無いので気の抜けないヘアピンカーブの繰り返しに少し疲れました。駐車場は広く充分スペースがありました。少し歩くと登山口。
いきなり岩場の急登になります。少しすると視界が開けて来て大沼(おの)を見下ろす絶景スポットに到着。朝は晴れの予報だったので早朝に来て正解でした。
新調した登山靴は少しサイズが大きかったですが、特に問題なく歩けます。下りもグリップが効いて滑ることが無くなりだいぶ楽になりました。ただ、1,2年履いたら次回は1サイズ小さめのにした方がよさそうです。1時間ほどすると赤城山最高峰の黒檜山(くろびさん)到着。
その先の展望地にも寄ってみました。前回登った谷川岳、武尊山方面や尾瀬方面、北関東の山々が見えました。同定は良くできませんでしたが。
そのまま引き返して(赤城)駒ケ岳へ。木道の下りが続くのでまた登り返すのかと少し不安になりましたがそれほどの登りはなく比較的楽に駒ケ岳へ。
駒ヶ岳方面 |
筑波方面(らしい) |
来た道を振り返る |
赤城駒ヶ岳到着 |
駒ケ岳からの尾根歩きは気持ちが良かったです。分岐からの下りには一部鉄階段があり助かりました。下りでの膝の痛みも出ず無事に下山。湖畔沿いを駐車場まで戻りました。
駐車場に戻った時点でまだ8時。折角なのでビジターセンターに寄りましたが、9時オープンとのこと。駐車場は団体さんで一杯でした。
赤城山の登山ルートなど詳しくはこちらから。
赤城山を8時に下山したので久しぶりに榛名山再訪。前回は下の子が2歳ぐらいで保育園を休んだ平日に車で前橋まで来てレストランで昼食。その後ナビに従って榛名山ロープウェイまで来たのですがその山道が大変でした。細くてうねうね道で長いという幼児を乗せた車で通る道ではありませんでした。その時ロープウェイで榛名富士に登って以来です。今回は伊香保経由でアクセスすることを確認してから赤城山を出発。道は広くて走りやすかったのですが、ヘアピンカーブが30個ぐらいあってまた気の抜けない運転になりました。今回の赤城・榛名のハシゴは登山よりもドライブがメインのような行程になってしまいました。標高の高い登山口近くまで車で行けるのはありがたいのですが、運転好きでないとやはり疲れます。また赤城山、榛名山とも山頂付近でも車・バイクの排気音が聞こえるのは奥多摩に来たようで不思議な感じでした。
まずは榛名山最高峰の掃部ヶ岳(かもんがたけ)へ。知り合いに同じ字で掃部(かもん)さんが居るのですが服部と同様古代の職名のようです。掃部ヶ岳登山口から硯岩まで30分ほど。硯岩からの榛名湖の俯瞰は最高です。山頂部ではガスが掛かっていたので結局、硯岩からの景色が一番よかったです。
硯岩から山頂まで荒れた木道(階段)や岩場をひたすら登ります。虫除けスプレーが全く効かないアブのような虫にまとわりつかれながら笹原の中を進みます。視界が開けてくると山頂までもうすぐです。あいにく山頂から榛名湖は雲で見えませんでした。山頂から西峰方面へ足を進めましたが笹が山道を覆って足元が見えず、藪こぎ状態でさらに虫に襲われてきたので早々に退散しました。
西峰方面、あまり人は入っていない様子 |
山頂から |
帰りは湖畔の宿記念公園へ下山、分岐での案内が「榛名湖」となっていて標識の方向も分かりづらかったので注意してください。
ピンクのマーカーを頼りに記念公園方面へ下山 |
駐車場へ抜ける林道 |
下りは一部急坂でしたが新しい靴のおかげで滑らずに下山できました。記念公園の反対側に進むと駐車場まで一般道に降りずに戻ることが出来ました。駐車場に戻ったのが11時半。時間が余ったので烏帽子ヶ岳にも行くことにしました。
掃部ヶ岳への登山ルートなど詳細はこちらから。
分岐に到着 |
山頂付近の様子 |
来た道を戻って分岐をさらに進むと5分ほどで左に下る道があります。標識はありませんがマーキングしてありました。鉄のベンチが置いてあるのが目印です。
掃部ヶ岳方面 |
烏帽子ヶ岳の登山ルートなど詳細はこちらから。
さすがに疲れたのか帰りの高速で眠気に襲われましたがラインを踏んだ際の警告音で目が覚めました。練馬到着後、大雨でさらに雹(ひょう)が降ってきたのでフロントガラスが割れたらどうしようとヒヤヒヤしながら運転しました。この日はいろいろと長いドライブでしたが最後のあれが一番怖かったな。
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